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2004.12.26

なにわバタフライ in パルコ劇場

三谷幸喜の舞台最新作、「なにわバタフライ」を観てきました。
ミヤコ蝶々の女優人生を戸田恵子が演じる独り舞台。
途中に一回衣装替えがあっただけで、あとは120分間ぶっ通しでした。すごい。

「独り芝居なんて、客席も含め舞台が張りつめた空気になるんだろうか?」などと開演前には思いましたが、そんなことは全くなし。
自然に、そして飄々と子供時代から晩年までを演じてました。


内容は、ミヤコ蝶々が楽屋で記者を相手に自分の半生を振り返るお話。「独り語り」ではないので劇中には色々なヒトが登場します(もちろん舞台には登場しない)。
そのヒトビトの個性を際立たせ、あたかも相手がそこにいて実際に会話してるように魅せていて、いやこれがスゴイ・・・でも実際に見ないと分かんないから伝わらなくてもどかしい(笑)

観てる最中や、見終えた直後には「これを全部独りで演じた戸田恵子ってスゴイ」と思いましたが、今振り返れば「舞台には一人しかいないのに大勢出演してるようにしか思えない演出と脚本もスゴイ」。
なんか、三谷幸喜の存在がいい意味で全面に出てない気がします。

いやぁ、劇場に足を運ぶ価値のあるお芝居でした。

今回、小道具も気が利いてました。
カレンダーやガムテープを帯にしたり、ぬいぐるみを髪に結わえるリボンにしたり・・・
楽屋に普通にあるものを全く別の用途に使用するって発想が面白い。

そうそう、舞台の左端に置いてあった扇風機がいわゆるBOX型のヤツで、時代背景からしてちょっと違和感あり。
まぁ、鏡台の奧に目立たぬようにあったから(右側の席でなければ見えないと思う)、単に舞台上に風を送るモノだったんでしょうけど、せっかくだからもちっとレトロなヤツを使えばいいのに。
途中から、この扇風機がずっと気になってました。いや、先日うちで買ったヤツと同じものだったので(笑)


ちなみに、本物(って言い方も変だな)のミヤコ蝶々、映画「男はつらいよ」で寅さんの母親役で何度か出演していたのや、ビートたけしと共演してたのが印象に残ってます。
パンフレット見たら、舞台で藤山直美とも共演してたようですね、これ見たかったなぁ。

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