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2010.02.18

なにわバタフライN.V in シアタートラム

三谷幸喜が脚本・演出の、戸田恵子独り芝居「なにわバタフライN.V」を観に行ってきました。
場所は三軒茶屋にあるシアタートラム
客席数200くらいの小劇場です。舞台も小ぶりで、なかなか雰囲気のいい劇場でした。


今回の芝居タイトルにある「N.V」はNew Versionの略だそうです。2004年に行われた「なにわバタフライ」の再演、ではなくNew Version。
初演も見ているので、どの辺りがN.Vなのかに注目しながら見てきましたが、あ~確かにこれは初演とは似て非なるモノでした。
前よりもシンプルになった感じ。


まず舞台装置からして違います。
初演では楽屋のセットが組まれていたのが、N.Vでは中央に謎のオブジェがぽつんと置かれていただけ。
「これ、なんだろう?」と思っていたら、戸田さんが登場して自らオブジェを解体(巨大な風呂敷包みだった…)。
ぶつぶつ言いながらセットを組み立て始めます、最前列のお客さんに手伝ってもらいながら(笑)

途中、独り芝居とはなんぞや?という説明を交えつつ、戸田恵子とミヤコ蝶々の対話シーンを演じた後に本編へ。

初演では、最初っから最後まで戸田さんがミヤコ蝶々を演じていたし、(その場にいる設定の)記者に語りかける劇中劇なシーンで始まったから、それと比べてだいぶ分かりやすくなった印象を受けましたね。


ちなみに今回戸田さんは、芝居中も節目節目で「戸田恵子」として登場。
着替え中に平井堅の曲を流しながら三銃士の宣伝とかしてた(笑)
これで芝居にメリハリつけてる…ってゆうか、劇中に登場するキーワード「緊張と緩和」を実践してた感じ。

話の内容や展開は初演とだいたい同じだったけど、こんな感じで演出はかなり変わってました。
前は音と光で表現していた登場人物の描写を、額縁にしたりとか。

何より一番大きな違いは、初演は「戸田恵子がミヤコ蝶々を演じた芝居=主役:ミヤコ蝶々」だったけど、N.Vは「ミヤコ蝶々を演じる戸田恵子の芝居=主役:戸田恵子」になっていた点。


なるほど、こりゃ確かにNew Versionだわ。
しかし同じ内容でも、演出方法を変えると全然違った印象になるもんですね。すごいや。

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