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2010.09.07

黒澤明生誕100年記念画コンテ展 in 東京都写真美術館

東京都写真美術館で開催中の黒澤明生誕100年記念画コンテ展を観に行ってきました。

黒澤明画コンテ展

前にテレビの黒澤明特集でこの画コンテを何点か見て「巧いなぁ」と感心したことがあるんですが、その実物が見られる貴重な機会、逃すわけにはいきません。


展示されていた画コンテは、「影武者」以降のモノでした。
それ以前のは無いのかな~と思ったら、描き始めたのがこの作品からとのことです。
その動機が「映画製作が予算面で暗礁に乗り上げたから『せめて、動かぬ画であろうとも、世界中の人達に見て貰いたいと思った』」ってのが、なんとも切ない(´・ω・`)
しかも撮影始まったらいきなり主演交代のトラブルだもんなぁ(勝新太郎→仲代達矢)。
そう言えば画コンテの信玄、勝新太郎に見えるや…


どの画コンテも、すごく躍動感にあふれていて驚かされます。
動いているシーンをそのまま封じ込めたような感じ。
これが撮影後に描かれたなら分かるんだけど、すべて撮影前だからねぇ。
黒澤明の中では、場面ごとのイメージが完璧に出来上がっていたんだなぁと言うことがよく分かります。
画中に書かれた説明書きも面白かったです(「ダリも吃驚する」とか書いてある(笑))

中でも圧巻なのが「」の画コンテ。
・・・これもう、立派な絵画作品だよね。
コンテ見てるだけで映画のシーンが目に浮かぶわぁ、久しぶりに「夢」見たくなりました。
ゴッホ役のマーティン・スコセッシが所蔵しているラフ画も必見です。
「世界のクロサワ」にこんなん送ってこられて出演依頼されたら、そりゃオファー受けるよなぁ(笑)


しかしこの画コンテの完成度が高すぎて、実際の撮影時にはきっと苦労したんだろうな…
黒澤明の晩年の作品ってどうも映像に凝りすぎてる感じがするんだけど、この画コンテの影響も大きかったんぢゃないでしょうか。


展示に満足したので帰りに図録を買ってきましたが、これが程よい厚さ(1cm弱)でステキ。
普通の図録って、この3倍くらい厚くて重くて保管場所にも困るので(でもつい買っちゃうんだよね(苦笑))、みんなこの位の厚さならいいのに…

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