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2011.02.22

ろくでなし啄木 in 天王洲銀河劇場

三谷幸喜が脚本・演出を手がける「ろくでなし啄木」を観に行ってきました。
石川啄木(藤原竜也)と、彼を愛する女(吹石一恵)、そして二人の力になろうとする男(中村勘太郎)の三人芝居。
「エロティック・サスペンス」と銘打たれてますが、土曜ワイド劇場とかそんな感じではなく(笑)、上質のミステリー作品でした。


見ていて圧巻だったのが、中村勘太郎の演技。
体全体で芝居をするのはもとより、状況に応じて目まぐるしく変わる表情もスゴイ。
そして所作の美しさは、さすが歌舞伎役者。
前に「決闘!高田馬場」で見ていた時はそんなに凄いと思わなかったんだけど・・・ってあの時は役者が全員すごかったのか(笑)

そしてそれに負けない藤原竜也の演技。
まさに「冷静と情熱の間」って感じでした。
あてがき(役者に合わせてホンを書く)しているとは言え、役柄と役者本人とのシンクロ率はハンパないです。

そして吹石一恵。
これが初舞台とは思えない出来でした。堂々としてたなぁ。
正直、これまでこのヒトあんまり好きぢゃなかったんだけど、この芝居見て評価が変わりました。
いろんな演技が出来るヒトですね。


芝居は2部構成で、合わせて3時間弱。1部と2部で趣が変わります。
ネタバレになるので内容については略。
役者がすごいのは上に書いたとおりですが、演出も良かった。

舞台を手前と奥とが対称になるように使ったり、TVの再現シーンを舞台でやってみたり。
また、襖を幕の如く使うところは「決闘!高田馬場」、生着替え(笑)や小道具のインパクトは「なにわバタフライ」など、過去の三谷作品で用いられた演出がパワーアップしていたのも見ていて楽しかったです。

これで椅子がもう少し座りやすければ良かったんだけどなぁ。
銀河劇場の椅子って、2時間くらいまでならいいけど3時間座るにはチトつらい。


そうそう、中村勘太郎はこの舞台が終わる直前に子供が産まれました。
芝居しながら多少は気になってたのかなぁ?(笑)

中村勘太郎・前田愛夫妻に男児誕生「ほっとして居ります」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110222/ent11022218050019-n1.htm

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