大雅・蕪村・玉堂と仙厓 in 出光美術館
出光美術館に「大雅・蕪村・玉堂と仙厓」展を観に行ってきました。
これは4人の画家達の作品の中から、様々な「笑い」をテーマにしたものを集めた美術展です。
この中だと、やっぱり仙厓の絵が一番ユーモアに溢れてますね。
子供の落書きと言うか、ヘタウマの極致と言うか・・・ぞんざいっぷりが素敵すぎ。
見れば見るほど、味のある作品ばかりです。
Googleで「仙厓」を画像検索してみると・・・ね、スゴイでしょ(笑)
4年前にここで開催された仙厓展も観に来たんですが、その時には展示されてなかった作品もあるのね。
どんだけ仙厓の絵を持ってるんだYO、出光美術館は!
(その時の展示も今回のすべての展示も、すべて出光美術館の所蔵作品)
他に気になった作品。
池大雅「十二ヶ月離合山水図屏風」
1年12ヶ月の移り変わりを表した山水画。
パッと見はその雄大さに目を奪われるんだけど、よく見ると風景の中に小さく描かれた人物たちが。
みんな生活感に溢れていて、しかもそれぞれに季節感があって、すごく風情がある作品。
与謝野蕪村「筏師画賛」
蕪村の他の絵はピンと来なかったけど、これは素晴らしい!
この佇まいがいいなぁ。
↑の写真は、美術館の窓から写した一枚。
中央奥に見えるのが桜田門、左手に塔のある建物が警視庁本部。
この美術館はビルの9階にあるから、眺めがすごくいいです。
前に来たときは気づかなかったなぁ。
ちゃんと座れる休憩スペースもあるし、お茶も無料で飲めます。
美術鑑賞後のひと休みにはもってこい。
なお、この美術展は10/23まで開催中です。
関連記事:
仙厓 センガイ SENGAI -禅画にあそぶ- in 出光美術館
http://luckydragon.cocolog-nifty.com/happy/2007/10/post_b801.html
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