舞台 銀河英雄伝説 外伝 オーベルシュタイン篇 in 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
「舞台 銀河英雄伝説」の外伝、オーベルシュタイン篇を観に行ってきました。
銀英伝の舞台は、第一章「銀河帝国編」に続いて二度目です。
第一章は原作に忠実な内容でしたが、今回はオリジナルストーリー。
・・・それが怖くて最初は観に来るつもり無かったんですが(苦笑)、アフタートークに原作者の田中芳樹が登場すると聞いて、本日のチケットを取った次第です。
会場は渋谷区文化総合センター大和田の中にある、さくらホール(キャパ:729)。
天井が高くて、公共施設にしてはいい雰囲気のホールですね。
1階9列目中央付近からの観劇でしたが、演者の表情もはっきり分かってすごく見やすかったです。
椅子も座りやすかったなぁ。
6列目以降は段差があって、前列の人が気にならないのも◎。
芝居は約90分。
「実は老犬を慈しむような優しい心の持ち主が、何らかの事情と信念で、冷徹の仮面を被り通している」
(パンフレットに記載された、脚本担当の河中志摩夫インタビューより)
とゆう、この舞台用設定の元に作られたストーリーでした。
うん、なかなか面白かったです。
原作の設定をちゃんと活かしつつ、原作の雰囲気を損なわない人間ドラマになってました。
過剰な演出がないのも良かった(ハウンドの面々の芝居はちょっと鼻についたけど)。
芝居の前後半で場面が大きく変わるんですが、それに伴って芝居の内容も静から動へ。
この辺りのメリハリの付き方もいいですね。
あと、見せ方の工夫も色々してありました。
義眼を通して(オーベルシュタインの視点で)見せるシーンがあったんですが、なかなか面白い試みかと。映像と役者のシンクロ具合がイマイチだったのがちょっと残念でしたが。
そして誰もが気にする「オーベルシュタインの飼い犬」も意外な形で登場。
あれどういう仕組みなんだろう?って思ったら、パンフレットの最終ページの広告に回答らしきものが(笑)
オーベルシュタインを演じるのは、銀河帝国編と同じく貴水博之。
前回同様、オーベルシュタインの持つ冷たい雰囲気が出ていたように思います。
序盤は温かみのある表情を見せるシーンもあるのですが、その使い分けもキッチリしてました。
ところで今回の芝居にはテーマ曲があって、それも貴水博之が歌ってます。
当然ながら歌が披露されるわけですが・・・歌うオーベルシュタインってのは原作のイメージからはほど遠いよなぁ(苦笑) まぁ、カーテンコールだからいいんだけど。
この主題歌は劇中でもアレンジされた形で何度も登場するので、自然と芝居を盛り上げるようになってます。
彼以外で、印象に残った役者の覚え書き。
・増沢望(オーベルシュタインの兄)
・陰山泰(オーベルシュタイン家の執事)
終演後、田中芳樹と貴水博之によるアフタートークが開催されました。MCはアンスバッハ役の高山猛久。
田中芳樹がなんだかキューピー人形みたいで可愛かったデス(笑)
「銀英伝には色んな登場人物がいるけど、オーベルシュタインだけがペットを買っている理由は?」との質問に、「冷徹なだけでは何なので、なにか寄り添わせるモノを、と思った でもそれが人間だと、いきすぎている感じだし、さんざん考えて犬にした」とのことでした。
確かに、飼い犬の存在がオーベルシュタインを魅力ある人物にしてるもんなぁ。犬の功績は大きい(笑)
この先ふたたびアニメや小説でオーベルシュタインを見たら、きっと今日の舞台のことを思い出すんだろうな。
銀河英雄伝説 外伝 オーベルシュタイン篇の出演者一覧。
貴水博之 / 増沢望 / 岸祐二 / 伊藤哲哉 / 陰山泰 / 崎本大海 / 松村泰一郎 / 船戸慎士 / 須加尾由二 / 我善導 / 高山猛久 / 中村哲人 / 岡本りゅうたろう / 今井久美子 / 八鍬慶子 /市川円香 /澤田怜央 / 畑敦
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