琳派・若冲と雅の世界 in そごう美術館
そごう美術館で「琳派・若冲と雅の世界」展を観てきました。
京都・細見美術館の所蔵作品が展示されています。
仏絵とか昔の書物なんかは全然興味なかったけど、タイトルにある琳派や若冲の作品は、かなり見応えありました。
(若冲は6点あり)
目に留まった作品を、以下にピックアップ。
・双犬図(俵屋宗達)
白犬と黒犬が戯れてる姿、和みます
・宇治橋図団扇(尾形光琳)
小さな作品だけど川や橋がデザイン化されていて、さすが光琳って感じ
・簾に秋月図(渡辺始興)
月に照らされた花やススキの絵ですが、左半分が簾越しに見るようになってるのが凄い
全体では無く「半分だけ」ってところに風情が感じられるし、構図が素晴らしい
◎扇面貼交団扇(酒井抱一) ※左翼のみ
花鳥風月(月は無いけど)や人の営みが扇に描かれていて、それを屏風に貼り付けた作品
一つ一つの絵に、すごく品があります
でも金ぴか屏風に貼らなくてもいいと思うんだけど…まぁこの辺り、さすが琳派(苦笑)
・紫陽花四季草花図(鈴木其一)
紫陽花、朝顔、水仙、蒲公英…といった四季の花が盛りだくさんの作品
特に紫陽花が綺麗だった
・仔犬に箒図(伊藤若冲)
オッサンみたいな犬の絵です(笑)
◎雪中雄鶏図(伊藤若冲)
一瞬を捉えたようなニワトリの絵と、曲がりくねった竹の節が見事
◎鶏図押絵貼屏風(伊藤若冲)
鶏の色んな姿を描いた屏風絵
墨で描かれてますが、躍動感とか羽の書き分け方が凄い 羽が逆立ってる様子もリアルだし
そしてヒヨコが可愛い
近くに遊鶏図押絵貼屏風(伊藤若演)も置いてありましたが、こちらは絵になりすぎてるって言うか「躍動感があるように見せている」感じなので、差は歴然
ここに挙げた以外では、七宝で作られた釘隠や引手が、花や風景を意匠化していて見事でした。
とまぁ満足度の高い美術展でしたが、唯一残念だったのが出品リスト(目録)が無いこと。
おかげで作品名をメモするのが大変(苦笑)・・・ってこともあるけど、「美術館」を名乗るんだったらちゃんとリストを置いて欲しいなぁ。
確か、前に来たときも無かったんだよね。
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