谷山浩子・猫森集会2012 Bプログラム<カズオくんと不思議なオルゴール> in 全労済ホール/スペース・ゼロ
猫森集会Bプログラムに行ってきました。会場は新宿スペース・ゼロ。
毎回この会場に来て、椅子に座って会場に流れるピアノのインストを聴くたびに「ああ今日も(今年も)ここに帰ってきたなぁ」としみじみ思います(笑)
ちょうど季節の変わり目でもあるので、余計にそう感じるのかも。
本日のゲストはROLLY。
昨年の猫森集会で、谷山さんとROLLYの異次元と不思議世界のコラボレーション(笑)を聴いて「アルバム出せばいいのにっ!」と強く思ったところ、9/12にコラボアルバム「ROLLY & 谷山浩子のからくり人形楽団」がリリースされました。
・・・なんだか夢が現実になった気分(笑)
異色のコラボにふさわしく、本日のコンサートは異色づくし。
まず驚いたのが、カメラ収録。今まで何度も来てるけど、収録してるところを見たのは初めてです。
でもさりげなく撮ってたから、開演前にアナウンスがなければ気づかなかったかも(笑)
そして、オープニングから3人(谷山浩子・ROLLY・石井AQ)で登場。
通常、ゲストは後から招き入れるんですが、どうやら今日は最初から全開な雰囲気。
今日のセットリストは、そのコラボアルバムに収録された順番に演奏。
こうゆう形でアルバムの曲を演奏するのは、谷山さんも初めてだと言ってました。
セリフとギターを同時にこなすROLLYがすごく忙しそう(笑)
でも、頻繁に後ろを振り返って妖しい笑顔を振りまきながら演奏する姿は、サスガです(笑)
途中、5曲連続で演奏する場面がありましたが、これも自分がこれまで参加した中では最多(あるいは最多タイ)だと思います。
でも、歌に引き込まれるから全然長く感じませんでした。
曲によっては、歌の途中で笑いが絶えないこともしばしばだし(特に「さよならDINO」)、連続して演奏する時の曲間で思わず拍手がわき起こるのも珍しい。
そしてエンディングも唐突。
いつもなら「お別れの曲です」って演奏してから谷山さんたちは退場するのに、今日は演奏終わりに(暗転したままで)順に退場。
もちろん、あいさつもお辞儀もなし。まるでロックバンドみたい!(笑)
おかげで、終わった後&アンコールを求める拍手がものすごく戸惑いがちに。
(曲終わりのタイミングが分からないし、これが本編の終わりなのかも不明だったから)
全編にわたってダークメルヘンなテイスト満載でしたが、最後までそれを貫き通した感じです。
いやぁ、とにかくすごいコンサートでした。
最後に、印象に残ってることをいくつか。
・「さよならDINO」で登場した恐竜の腕人形(たぶんROLLYの私物)が大活躍! 演奏中に着脱を繰り返す姿が微笑ましかった
・足で操作して声を録音したり音程を変える機械(名前知らない)を使ってROLLYが披露した、色んなバンドっぽい雰囲気の音楽がものすごく格好良かった 一人でここまでできるのね~
・ヤンチャーズ(ROLLYが子供時代に姉二人+いとこの槇原敬之と結成したバンド)の話はやっぱり面白い 話の途中で出た、桃屋の番組内CM(生放送中にスタジオで実演するヤツ)の話はすごく懐かしい
・白鳥の湖のオルゴールで、中に入ってるバレエ人形の心情をを熱く語るROLLY
・舞台で共演した西本裕行の声に聞き覚えがあると思ってWikipediaで調べてスナフキンの声優だったことを知るROLLY その話の流れで「おさびし山のテーマ」をギターで演奏してくれました 懐かしい!
平成ムーミンの人なつっこいスナフキンもいいけど、やっぱりスナフキンと言えばギター背負った近寄りがたい雰囲気だよね!
(谷山)
・ROLLYは永遠の小学生 これまでは小学5年生だと思ってたけど、アルバム制作を機に2年生だと思うようになった(笑)
(ROLLY)他のアーティストとのコラボはこれまで色々やって来たけど、自分のファンが彼らの曲を聴くことはあっても、彼らのファンが自分のコンサートに足を運んでくれることは「今までいっぺんも」無かった。でも、谷山さんのファンは違う
(谷山)わたしのファンは、変わったもの好きな人が多いから(笑) でもこれって、お互いにファンを融通しあってるだけで、そこから広がらないんじゃ・・・
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