谷山浩子コンサート~デビュー40周年大感謝祭~ in 東京国際フォーラムホールC
東京国際フォーラムで谷山浩子デビュー40周年記念コンサートを観てきました。
ここは35周年の時と同じ会場。
あの時はメドレーがあったりしてお祭り的な内容でしたが、今回は気合いの入った聴かせるコンサートって感じでした。
いやぁ、とにかく凄かった。
本編は2部構成。
1部では谷山さん自身が自らの足跡を振り返りながら、初期の定番曲を演奏。
デビュー前に作った曲も披露されました(7歳の時に初めて作った「ほしのよる」など3曲)。
基本はピアノ弾き語りで、そこにヴァイオリンやシンセが時々登場する感じ。
いつもの猫森集会っぽい演奏です。
しっとりした雰囲気で1部が終わり、15分の休憩を挟んで2部へ。
幕が上がると、ステージの雰囲気が一変。
1部では小さく思えたステージが、ものすごく奥行きのある空間に。
ここからは、35周年の時と同様にバンド編成での演奏です。
メンバーは、石井AQ/斎藤ネコ/山川恵津子/古川昌義/高橋ロジャー和久(THE 卍)/佐藤研二(THE 卍)。
いきなり「王国」「海の時間」と立て続けに演奏されて度肝を抜かれたら、その後も怒濤の名曲ラッシュ(しかも選曲が渋い!)。
ちょっと2部のセットリストは神懸かってますね。あとでiPodでプレイリスト作らないと!
バンド編成なので、音に厚みがあって迫力も満点。
しかもそれだけぢゃなくって、ちゃんとピアノ弾き語りの雰囲気が活かされたり、ギター演奏のみの曲があったりと(さよならのかわりに)、曲によって変幻自在に変わる演奏が凄かったです。
そして忘れてはならないのが、斎藤ネコの絶品ヴァイオリン。
他の楽器がガンガンに鳴っていても、しっかり主張する旋律がすさまじい。
今年も彼の演奏が聴けて、本当に良かった!
なんかすごく贅沢な時間を過ごしたなあって感じ。
アンコールは、Twitterで「銀河通信とどこが違うの?」と言われたことを受け、新曲「同じ月を見ている」を「銀河通信」と連続で演奏。
谷山さん曰く「昔は他の人との距離が10億光年あったのが、今ではこんな近くに」。
その足かけ40年に渡る10億光年の旅は、「意味なしアリス」がフィナーレ。
大きなホールに響き渡る拍手の音、すごかったなぁ。
曲を聴きながらこんなに笑顔になれるコンサートって、これまでで初めてかも。
映像収録していたようなので、今日の日が作品としてリリースされることを望みます。
終わって会場から出るときにもらったチラシに、「ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団 The First Live」の告知が!
本日演奏された「さよならDINO」が人形楽団アレンジだったのは、この布石だったのかしら?
来年3月かぁ、41年目も楽しみは続きますね。
本日のセットリスト
第1部
01.ほしのよる
02.クリスマスツリー
03.天使のつぶやき
04.お早うございますの帽子屋さん
05.カントリーガール(シングルバージョン)
06.ねこの森には帰れない
07.たんぽぽ食べて
08.恋するニワトリ
09.まっくら森の歌
10.てんぷら☆さんらいず
11.風になれ~みどりのために~
第2部
12.王国
13.海の時間
14.ひとりでお帰り
15.カイの迷宮
16.ドッペル玄関
17.さよならのかわりに
18.電波塔の少年
19.よその子
20.さよならDINO
21.NANUK
アンコール
EN1.銀河通信
EN2.同じ月を見ている
ダブルアンコール
EN3.意味なしアリス
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2008/03/02 HIROKO TANIYAMA 35th Anniversary Concert ~創業35周年~ in 東京国際フォーラムホールC
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