行徳名人会 in 行徳文化ホール
久々に落語を聴きに行って来ました。
場所は行徳文化ホール。
東京メトロ東西線の行徳駅から徒歩5分ほどの場所です。
2004年に開館ってことで、まだ新しい建物でした。
3階建てで、1階は会議室、2階&3階にホールがあります。
そのホールもなかなか立派。
キャパ647(ちゃんと2階席もある)と小ぶりながら、ちゃんと緞帳もあり。
1階席は最前4列がパイプ椅子で段差なし、5列目からは普通の椅子で列ごとに段がある構造。
9列目の中央付近での鑑賞でしたが、舞台が近くて噺家の表情もはっきり見える距離でした。
本日の演目。
三遊亭多ぼう「転失気」
鈴々舎風車「代書屋」
桃月庵白酒「佐々木政談」
~仲入り~
三遊亭小円歌「~かっぽれ~」
三遊亭圓歌「中沢家の人々」
それぞれの雑感。
・三遊亭多ぼう
見るのは三度目。前よりも上手くなってる気がします。
良く通る声は特徴があって覚えやすいですね。
今年6月に二つ目に昇進するみたい。
・鈴々舎風車
勢いを感じさせる話っぷり。
噺の内容が本人とマッチしてる印象。
・桃月庵白酒
淡々と自然な語り口が、うまいなあ。
丁々発止が面白い噺だった(一休さんみたい)
・三遊亭小円歌
見るのは三度目。立て板に水のような話っぷりはさすが。
三味線漫談は日本に二人しかいない天然記念物級だそうです(笑)
・三遊亭圓歌
1年半ぶりに見たけど、相変わらず面白い。
話の流れは同じでも、途中に今まで耳にしたことのないエピソードが随所に盛り込まれてた。
(今年の正月の話なども登場)
84歳になったそうですが、まだまだ元気そうなので安心。
やっぱり落語は、噺家が歳を重ねるにつれて話が深まっていくなあ、と思わせてくれる今日の名人会でした。
| 固定リンク
コメント