ドレッサー in 世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアターで芝居「ドレッサー」を観てきました。
ロナルド・ハーウッドの原作で、これまで何度も上演され映画にもなった作品を、三谷幸喜が演出。
出演は、橋爪功/大泉洋/秋山菜津子/平岩紙/梶原善/銀粉蝶/浅野和之/本多遼/長友郁真
舞台は第二次大戦下イギリスのシェイクスピア劇団。
体調の思わしくない座長の様子から、「リア王」の公演中止を主張する関係者と、開幕させようとする座長の付き人。
無事に幕が上がるのか否か・・・
この筋立てを聞いたときに「これってショウ・マスト・ゴー・オンぢゃん!」と思ったわけですが、それもそのはず。
三谷幸喜は日本で舞台化されたものや映画版を観て、あの作品を作り上げたそうです。
その「ショウ・マスト・ゴー・オン~幕をおろすな」を上演した劇団「東京サンシャインボーイズ」(現在30年間の充電期間中)が、復帰後に上演を予定しているのが「リア玉」(リア王ではない)ってのも、因縁めいてます(笑)
ショウ・マスト~は群像劇でしたが、ドレッサーは座長(橋爪功)と付き人(大泉洋)の二人芝居がメイン。
この二人を一緒に見ると、どうしても大泉洋が付き人って言うより下っ端に見えちゃうんだよね~(苦笑)
そしてものすごい量のセリフをしゃべるから、存在も軽く見えてしまう。
もう少し貫禄があって、あと10歳くらい年をとっていればバランス取れたと思うんだけどなあ。
映画版だとどんな感じなのか、是非見てみたいところ。
橋爪功はさすがの演技でした。
よれよれのヘロヘロ姿で登場し、芝居をしながら着替えてリア王の出で立ちになっていくのがとにかく凄かった。
(どちらの姿も、すごく似合ってる)
そしてこの芝居、舞台装置が秀逸。
舞台裏、通路、楽屋の中、を多重構造にして見せる仕掛けが面白い。これまで見た色んな作品で登場したアイディアが用いられていて、まさに集大成と言った感じ。
ちなみに、声のみで段田安則/高橋克実/八嶋智人の三人が出演しています。
今回は1階補助席からの観劇でしたが、劇場が大きくないので普通の座席と全く遜色なし。
違いは椅子のグレード(笑)くらいでした。
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