声 in スパイラルホール
鈴木京香の一人舞台「声」を観劇。
作:ジャン・コクトー、上演台本&演出:三谷幸喜
会場はスパイラルホール(表参道)。
縦長なホールの中央に舞台、その両側に客席がある珍しい配置でした。
かつての恋人と電話で話し続けるだけの、シンプルなストーリー(上演時間:1時間10分弱)。
でもそこには喜怒哀楽が全て詰まっていて、一人の女性のプライベートをのぞき見ているような感覚に陥ることしばしば。
妖艶な表情を見せたかと思えば、子供っぽい部分もあったりして、それを演じる鈴木京香は凄かった。
とまあ満足度は高かったんですが、「三谷幸喜が関わった作品」って感じはしなかったなあ。
三谷幸喜で一人芝居と言えば、戸田恵子の「なにわバタフライ」があるけど、あれとは全く違うテイスト。
あちらは笑いを多く含んだ手軽に見られる人情話だったけど、「声」は緊張するシーンの連続で咳をするのも憚られるほど。
そこにはもちろん原作を手がけているか否かって大きな違いがあるわけですが、この作品を三谷幸喜が演出する必要があったのかしらん。
そうそうこの芝居、パンフレットの販売が無かったのが意外でした。
(物販で売っていたのは、鈴木京香のエッセイ本のみ)
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