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2015.03.24

田茂神家の一族 in 紀伊國屋サザンシアター

三谷幸喜が東京ヴォードヴィルショーに書き下ろした新作舞台「田茂神家の一族」を観に行ってきました。
場所は新宿・紀伊國屋サザンシアター

とある村の町長選挙に立候補したのは、いずれも「田茂神」姓の5人。
町長になるために骨肉の争いを繰り広げる面々。一体町長に選ばれるのは誰なのか…

演出:山田和也
音楽・演奏:園田容子
出演:佐藤B作・佐渡稔・石井愃一・市川勇・山口良一・あめくみちこ・たかはし等・山本ふじこ
    その他東京ヴォードヴィルショーの面々
客演:伊東四朗・角野卓造

一幕モノで、場面転換なし。三谷幸喜お得意のスタイルです。
ステージ上で立ち会い演説会が開かれていて、聴衆が客席でそれを見ている、という設定。
開演前、観客の間をまわって気さくに話しかける人や、遺影を持った人を見かけたけど、あれは全部そういう演出だったのか、と始まってから気づく。

主な舞台セットは、椅子と候補者の名前が書かれた垂れ幕くらい。
20人近く出演する芝居でこれだけシンプルなのも珍しいかと。
「全国どこへでも(公演に)行けます!」と終演後に佐藤B作が言ってたけど、確かにそうだなあ。

村の有権者は105人。
誰かの発言で刻一刻と変わる投票予測を、コロスを用いて歌をセリフにのせて分かりやすく伝えてました。

今回の目当ては、伊東四朗と角野卓造の共演。
二人が共演するのを生で見るのは「エキストラ」「ロング・ロスト・フレンド」についでこれが三度目ですが、さすがに上手い。
二人とも割と物静かな役どころでしたが、存在感あるしきっちり笑わせてくれるし、さすがです。
ヴォードヴィルショーの面々が展開する「いかにもな喜劇」とうまく融合してる感じ。

ちょっと気になったのは、「吉良ですが、なにか?」に続いて伊東四朗の出番が少なかったこと。
たまたまそういう役どころだった、ならいいんですが。

途中でオチは読めたけど、一直線でそこに向かうこと無く、紆余曲折が色々あって楽しめました。
観客を「立ち会い演説会」の聴衆として取り込んでるんだから、そこにもう少し参加してる感があると、より面白かったかも。

今日は三谷幸喜が観劇に来ていて、B作の呼びかけで最後にステージ上へ。
自分が演出した芝居だとめったに出てくることは無いから、なかなか珍しい光景です。
コメントを求められて「お客さんの年齢層が高くてびっくり」とか言ってました(笑)

3/14の斉藤由貴コンサートに続き、また三谷幸喜が見られるとは、なかなかラッキーなり。

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