「エッシャーの世界」展 in 静岡市美術館
静岡市美術館で「エッシャーの世界」展を観てきました。
子供の頃、親に連れられて観に行った「遊びの博物館」という美術展。
様々な視覚のトリックに関する作品を集めたもので、その中にエッシャーの絵も数点ありました。
この時、エッシャーの作品の不思議な雰囲気にすごく惹かれたのを今でも覚えてます。
(特に、延々と流れ続ける滝の絵は衝撃だった)
エッシャーと言えば、いわゆる「だまし絵」で有名な人。
でも最初からそれを描いていたわけでは無く、初期の作品からそこに至るまでの軌跡が網羅されていて、非常に見応えのある美術展でした。
鑑賞しながら気づいたコトなどを列挙。
・初期の風景画を見てもエッシャーらしさが感じられるんですが(当たり前)、真っ当な作品でもだまし絵っぽく見えてくるのが不思議(笑)
・彼は版画家なんだけど中にはインクで描かれた作品の展示もあり、でもやっぱり版画風に見えて、これはもう画家の持ち味なんだろうなあ、と
・当初は建築家を目指していたそうで、作品に登場する建物の緻密な描写はその辺りの影響なのかしら
・平面の正則分割(同一の幾何学的図形で、平面を相互の間にまったく隙間が無いように敷き詰める)に関する展示には、方眼紙に下絵を描いているものもあり、試行錯誤の過程が見て取れるようで面白かった
エッシャーは、だまし絵にしろ平面の正則分割作品にしろ、3次元を2次元に閉じ込めるのに長けた人だったんだなあ、とこの美術展を観て思いました。
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