海野光弘 万華~四季を彩る~展 in 島田市博物館分館
島田市博物館分館で「海野光弘 万華~四季を彩る~」展を観てきました。
ローカルニュースで展示の模様が紹介されていて、興味を持ったのがきっかけです。
JR島田駅から徒歩30分弱。
地図だと近そうに見えたんだけどなあ…まだあんまり暑くない季節で助かりました(苦笑)
(公式サイトでは徒歩での案内はされてないので念のため)
入り口が古民家になっていて、なかなかの風情。
その建物内も見学可能で、昔ながらの凛とした佇まいがすごくよかった。
2階もあるんですが、階段が急なので注意(降りるときちょっと怖い…)
その古民家を抜けると、海野光弘版画記念館があります。
1939年静岡市に生まれ、享年39。
色鮮やかな版画は、期待以上でした。
特に、花と民家をモチーフにした作品。花を手前に据えた構図がいいですねえ。
生活感が感じられる作風は、向井潤吉の絵画に通じるものあり。
版画が出来上がるまでの過程がサンプルと共に展示されていたのも、分かりやすかったです。
版画記念館の先には、民俗資料室。
明治・大正・昭和にかけての生活用品や木工・農耕機具が展示されているスペースです。
どれも実際に使われていたもののようで、生活感ありまくり…まあ建物自体も巨大な物置みたいでしたが(笑)
博物館の本館に行く予定は無かったんだけど、入場料が共通だったのでついでに足を延ばしてみました。
分館→本館へは昔ながらの民家が建ち並ぶ道を歩いて行くんですが、このあたり一帯は「島田宿大井川川越遺跡」となっています。
かつて東海道島田宿があった場所ですね。
本館は、分館から300mほどの場所。大井川のほとりで、かつて東海道の川越場があったあたりです。
分館と違って近代的な建物でした。
近くに大きな橋がかかっていたけど、反対側ははるか向こうでちょっと歩いては渡りたくないレベル。
「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」って謳われるのも納得。
大井川の上流で木を切り出して、この辺りに持ってきて加工してたんでしょうね。
民俗資料室にも、当時の職人道具がたくさん展示してありました。
駅から歩いてくる途中に製紙会社がありましたが、地の利を活かしてここに構えたってところでしょうか。
本館で開催されていたのは「滝沢 清~水彩画の世界」展。
水彩画はまるで油絵のようで、墨彩画は日本画のような、そんな作品がたくさん。
他に、島田宿にちなんだ展示も色々。
当時はかなり賑わっていたようで、宿場人口ランキング7位だったとか(1位は滋賀の大津)。
時代劇などでよく見かける「島田髷」って、ここが由来なんですねえ、初めて知りました。
展示も散策も思いがけず楽しめたので、今日は来て良かったなあ。
またそのうち来てみようと思います。
| 固定リンク




コメント