「没後70年 吉田博」展 at 静岡市美術館
静岡市美術館で「没後70年 吉田博」展を観てきました(6/22に前期展示、7/27に後期展示を鑑賞)。
どの作品も、木版画とは思えない緻密さがすごかったです。
特に良かったのが、帆船を描いた同じ構図の6連作。
時間や天候による見え方の違いを見事に表現していて、ずっと観ていても全然飽きない作品でした。
(参考:静岡市美術館のTwitter)
登山者ならではの視点で描かれた作品の数々もステキ。
山あいの色使い(陰影の付き方)がすごくいいんだよねえ。
色々な風景をスケッチした写生帖も複数展示されていて、これも見応えあり。
吉田博はアメリカ/欧州/東南アジア諸国も旅していて、各地の風景も展示されていました。
作品の舞台となる場所(題材)で日本画にも洋画にも見えてくるのがなんだか不思議。
展示されていた中で気になった作品(カッコ内の番号は展示作品リストに記載されたもの)。
・渓流(作品No.51)水の流れや渦の表現がすごくて、まさに瞬間を切り取っている
・日田筑後川の夕(作品No.100)夕闇と灯りになんとも言えない風情がある
・大原海岸(作品No.108)海面に映る光がとても木版画とは思えず、まるで写真のよう
・陽明門(作品No.181)96刷りで作られた木版画は、とても版画には見えず
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