虹のかけら~もうひとりのジュディ in スパイラルホール
三谷幸喜が手がけた戸田恵子の一人芝居「虹のかけら~もうひとりのジュディ」を観劇。
会場は表参道にあるスパイラルホール。
前に鈴木京香の一人芝居を観たのも、ここだったなあ。
舞台を三方から囲む客席。
左側(ピアノの後方)から見たけど、戸田さんの演技も表情もはっきり見えました。
ただもっと左側の席だったら、ピアノが邪魔で見づらかったかも。
映画「オズの魔法使」のドロシー役で有名なジュディ・ガーランド(ライザ・ミネリの母親だって初めて知った)。
彼女の人生に寄り添うように生きてきた、ジュディ・シルバーマンの日記を戸田さんがニューヨークの本屋で購入。
それを三谷幸喜がリーディングドラマに仕立てた作品です。
作・構成:三谷幸喜
出演:戸田恵子
演奏 ピアノ:荻野慶子 バス:平野なつき ドラム:今井ブン
公演は1時間15分。
「オズの魔法使」のオーディションで、ガーランドとシルバーマンが出会うところから始まるお話。
戸田さんが誰かを演じる、というのとはちょっと違い、戸田さんの語りの合間に歌が挟まる、そんな展開でした。
披露された歌は11曲。
戸田さん自身が歌手でもあるため、その歌声は素晴らしい!のひと言。
生演奏を披露してくれたバンドの面々も、それとなく芝居に参加。
劇中に登場するバンドマンだったり、かぶり物したり、グレース・ケリーになったり…
劇中、自分で道具の準備や片付けをする様子は、「なにわバタフライ」に通じるものがありました。
ちなみにこの芝居、戸田さんのもとに台本が届いたのは開演5日前だったようです(笑)
(戸田さんのブログに書いてあった)
三谷幸喜の芝居らしく、最後にあっと言わせる展開もあり、かなり楽しめました。
なお開演前と終演後のアナウンスを担当したのは、野田秀樹を名乗る三谷さんでした(笑)
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